『カタマリ博士2の秘密~後編』
昼休み、マサ子は同期のスグルに公園に呼び出された。
スグルは落ち着かない様子だった。
(いつも明るいスグル君が…
やっぱり私の女の勘が当たったのかも…)
マサ子の心配をよそに、スグルは口を重々しく開いた。
「これは極秘ファイルだ、大変な情報が記載されているんだ」
スグルは、周りをキョロキョロしながら
一枚の書類をマサ子に見せた。
マサ子はその書類を見て、思わず

「な、なんということでしょう!」と叫んだ!

「しーっ!声が大きいっ!!」
スグルが甲高い声で叫んだ!

「びっくりしただろう?これはラ○ブエリアの仕様書だ!」

マサ子はワナワナと震えていた…
マサ子視線の先にはマサ子が想像もしていなかった
事実がマサ子の網膜に映し出されていた。

マサ子はその網膜に焼きついた映像が、
視神経を通じて脳にトランスレートされている
現実をにわかには受け入れられなかった。 おわり






カタマリ博士2の出生の秘密をドラマ風にしてみたけど、
楽しかった? それではまたねー。